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2015年10月16日

【第36節 A 徳島戦】野獣・川岸Jデビュー!ヨンスンJ初ゴール!耐えて掴んだ勝点3

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・ついにJリーグデビューを果たした野獣・川岸




◆8試合ぶりの勝利を目指すザスパはスタメン大幅入れ替え

前節京都戦で、先制しながらも勝利を逃したザスパ。リーグ戦4連敗から2引き分けと、苦戦が続く現状を打破するため、服部監督は大胆にスタメンを入れ替えて徳島戦に臨みました。




入れ替わったメンバーは、待望のJデビューを果たしたCB川岸祐輔、第12節アウェイ福岡戦以来のスタメンとなった左SB川島 將、そして延期となった岐阜戦以来6試合ぶりの出場となる小牟田洋祐。

この面々は、川崎フロンターレとの練習試合でチャンスを掴んだそうです。固定メンバーでチームが停滞期に入った今、彼らがどれくらいチームに新しい風を送り込めるかが鍵となる試合になりました。



◆攻め込まれる一方の試合展開になす術なし。前半はスコアレスで折り返す

試合は開始早々から、徳島に押し込まれる展開。新しいメンバーが入って少しぎこちなさを感じるDFライン、そして何より前線の小牟田が孤立する場面が目立ちました。

前半のザスパにあったチャンスらしいチャンスは、小牟田のポストプレーから黄 誠秀が放ったシュートのみ。ひたすら耐える時間が続きました。

守備に関しては、川岸が連携面で不安を感じる場面が見られましたが、そこはパワーでカバー。本人が公言している通り、とにかくフィジカルと気持ちで立ち向かい、文字通り相手選手を潰す、潰す。期待通りの「野獣」っぷりでしたw



一方で、川島は少し大人しく感じました。彼のデビュー戦となったセレッソ戦と比べ、思いきりに欠けていたように感じます。彼の持ち味は、小林亮のクレバーなプレーとは真逆といっていい、がむしゃらなプレー。そこをもっと見たかったです。

押し込まれ続けた前半でしたが、川岸の頑張りに加え、青木良太、小柳達司、松下裕樹といった、頼れる先輩方のカバーリングを含めた奮起もあり、何とか無失点で折り返します。

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・J初出場ながら大きな声でチームを鼓舞する野獣・川岸




◆後半も続いた耐えるゲーム。失点は時間の問題かと思いきや…

後半も試合展開は変わらずに、攻める徳島に守るザスパといった様相が続きました。ザスパは前半課題となった、小牟田の孤立を何とかしようとする意思は見えるものの、なかなか上手く作用せず。

チャンスらしいチャンスがない中、坂井洋平がバイタルエリアから放った強烈なミドルシュートも、GKに弾かれ惜しくもゴールならず。試合展開からしても、素晴らしい狙いでありシュートだっただけに悔やまれるシーンでした。

やはりザスパの攻撃軸は、江坂任と吉濱遼平の2人。この2人がサイドに追いやられ、相手DFに取り囲まれて中への進入を妨げられることが、小牟田の孤立に繋がっていたのかもしれません。

フリーランニングでスペースを用意する役割は、相変わらずソンスが頑張っていました。しかし、ソンスには小牟田の後方支援というもう1つの役割もあったため、負傷離脱した小林竜樹というリンクマンの不在を、大きく感じさせるところとなりました。

一方で、守備は試合経過と共に、少しずつ連携がスムーズになっていったように思います。しかし、いくら連携がスムーズになろうが、攻められっぱなしでは疲弊していくだけ。水際で防ぐシーンが多くなり、もはや決壊も時間の問題かと思われました…。



◆起死回生の一撃、ユン ヨンスン!光った小牟田のポストプレー

後半39分、それはGK富居大樹のクリアボールからでした。


江坂が出した厳しい体勢からのスルーパス、ヨンスンの諦めずに走りきったランニング、双方共に見事でしたが、この場面で1番「よくやった!」と言えるのは、やはり小牟田のポストプレーではないでしょうか。

上の動画では映像に入っていないので、こちらをご覧ください。


1度、2度、そして3度。諦めずに何度でも競りにいくその姿。自分はTVの前で、小牟田をスラムダンクの桜木花道に重ね、安西先生ばりに「それだ!」と声をあげ、「ぶるっ!」としました。

この試合、前線で孤立しながらも、身体を張ったプレーでチームに貢献し続けた小牟田。それが例えゴールに結びつかずつとも、懸命にプレーし続けていた小牟田。それが、ついにゴールに結びついたこの瞬間。(やばい、ちょっと泣きそうなってきた)

あの有名な山王戦(またしてもスラムダンク)。才能溢れる河田兄を相手に、圧倒的不利な状況に陥った赤城は、真っ向勝負を恐れていました。それを見た陵南の魚住は、自身の体験に重ねてこう言いました。

「下手くそなフェイダウェイで逃げるんじゃねぇ。身体を張れ!そのデカイ身体はそのためにあるんだ!!」

小牟田は長身の割に足元の技術も高く、あの前橋育英の山田監督に、「大化けする可能性を秘めた選手」と言わしめた男です。しかし、この日の小牟田はそんな将来を期待された優等生的プレーなど意に介せず、ただひたむきに自分の出来ることを一生懸命やっていたように思います。からっ風ストライカーに敬意を表して、お疲れ様。

そして、J初ゴールを挙げたヨンスン。ヒーローインタビュー、嬉しそうでした。こちらにも敬意を表して、おめでとう!

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・試合後のヒーローインタビューを受けるヨンスン




◆「ザスパらしさ」を体現した、小牟田と川岸。これからのザスパを背負って立つ存在へ

約2ヶ月ぶりの勝利の味は格別でした。それはただ単に、久しぶりに勝ったからではなく、直向きに戦って掴んだ先にあった勝利だからだと思います。

もう今更言い返すことでもありません(敢えて言います)が、このチームは来季J1に上がることができません。それは順位云々の前に、J1ライセンスを交付されなかったからです。

このことからもわかるように、このチームの環境は恵まれているとは言い難いです。いや、正直に言えば、むしろJ2の中でも1、2を争う厳しい環境なのかもしれません。

そんなチームへとやって来る選手達が、順風満帆な選手生活を歩んでいる可能性は極めて低いと思います(例外はあるでしょうが)。皆、何かしらの事情や、課題を抱えてやってくるのが、ザスパというチームだと自分は思います。

新卒選手であれば、プロになれたこと自体が満足であったり、江坂のように狙いを持ってやってくる選手もいるでしょうが、順調なスタートを切れば将来を見据えた別れが待っているのが普通です。例えば、昨年山形へと移籍した瀬川和樹のように。

逆境に負けずに、力を合わせて強い敵に立ち向かう。言葉にすれば陳腐ですが、ピッチの上から伝わってくるそれは、胸を熱くさせるものがあり、それこそがザスパのようなクラブの魅力だと思います。

ファンやサポーターの皆さんであればよく聞くであろう、「ザスパらしさ」という言葉。このチーム事情を踏まえて、自分なりに思っていた「ザスパらしさ」があります。

それは、「意思を体現したプレー」です。上手い下手ではありません。選手が何をしたいのか、見ている我々にハッキリと伝わるようなプレー。それを自分は求めています。

例えば、今年ザスパに復帰したキャプテンの松下。彼のプレーからは、気持ちが随所に感じられます。ピンチの時には必ずと言っていい程顔を出し、身を投げ出して戦うその姿勢。これって正に、「ザスパらしい」って感じがしませんか?

自分は、試合終了の笛と共に「純粋に嬉しくて涙してしまった」という川岸の泣き顔を見て、同じく「ザスパらしさ」を感じましたし、小牟田の必死のポストプレーからも感じました。そして、改めてこのチームが好きになりました。

それと同時に、2人にはこれからもっともっと成長して貰い、いつかザスパを背負って立って欲しいという思いが、自然と芽生えました。

「野獣」と「からっ風ストライカー」であり、ザスパの風神と雷神である、川岸と小牟田。これからも2人の活躍を願い、応援し続けたいと思います。

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・試合後に感涙する野獣・川岸とそれを見て笑顔の王子・江坂











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posted by リーオー at 21:53 | Comment(0) | ザスパクサツ群馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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